もこもこもこ
2012年 06月 12日
コントラストのはっきりとした色使いや
単純な図柄が0歳児に受け入れやすいだろうと
娘が4ヵ月の時にちはや書房さんで購入しました。
文章はすべてオノマトペ(「トントントン」のような擬態語)で構成されていて
大人が読むと、創世記を匂わすような壮大な内容に思えます。
谷川俊太郎さん、さすがです。
子供と一緒に声を出して、指さしながら読むのは楽しいと思いますが
「りんご」や、「犬」といった身近な物の名前ではないので、
もしかして0歳児には理解しにくいかもしれません。
でも、私がオノマトペを好きなので
デザインや色彩感覚とともに、潜在意識に入っていてほしいなと思いました。
現在1歳3ヵ月の娘、たまに自分で引っ張り出してペラペラめくったりしています。
表紙は頑丈ですが、
中のページは0歳児のしゃぶりや、やぶりに耐えられるような厚紙ではありません。
友人の娘ちゃんは2歳になってから
俄然この本が好きになったとのこと。
我が家もその時が楽しみです。
出版から35年。
長く愛されて、いまだに人気があるようです。
谷川俊太郎 作
元永定正 絵
文研出版 1977年04月
by kogashizu | 2012-06-12 12:27 | 絵本