虫ふうじ

虫ふうじをご存じですか。

疳(かん)の虫、の虫。
お寺でそれを取り除いてくれるそうです。
お友達に誘われて、面白そうだったので行ってきました。

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娘は特に際立ってぐずついたり、夜泣きがひどいわけではありませんが
そこのお寺では年に一回、土用の丑の日に行われると聞いて。
年に一回・・・・・・。
期間限定に弱いのです。
そして主なターゲットは娘よりも私。

娘1歳5ヵ月。
畳んだ洗濯物をお手伝い調で崩して遊んだり
お昼ご飯のそうめんがタッセルに見えるほどの束で身体中にへばりついていたり
散歩に出かけても玄関からオールダッコだったり

そんなことは当たり前で、腹を立てるようなことでもないのですが
虫の居所が悪ければ、キーっとします。
わりとキーっとしてます。
虫でなんとかなるなら、してもらおうじゃないの、と。


以下、あまり調べずにざっと。

和尚さんがお経をとなえています。
その間に石のようなものを頭に乗せられて
その上にもぐさを乗せてお灸をします。
娘は小さいのでお灸はなし。
お灸が終わったら石を回収。

一人ひとりに和尚さんが、木でできた仏教道具で
お経を唱えながら軽く背中や頭あたりをさすります。

お経が終わったら石鹸でよく手を洗って拭いて
塩を手のひらによくすり込みます。

和尚さんが手のひらに筆と墨で梵字を書きます。
指先から白い糸のようなものがでてきます。
風に吹かれてそよそよしてます。
これが「疳の虫」らしいです。
ホコリにも見えます。
でも虫でいいんじゃないかとも思います。

私はお友達のより長かった~!

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そこのお寺で
ところてんや、炊き込みご飯がふるまわれるのですが
味付けがとても上手。
適当に作ったものではないな、と感じるような。
ほっこりするような美味しさで
お寺の信頼度がグっとあがりました。
美味しさにはそんな作用もあるのですね。

で、肝心の疳の虫ですが
娘は今まで通り。
マイペースでデンとしてて元気。
私は心にぺったりくっついていたヨゴレみたいなものが
少しとれた気がします。

お寺には老若男女、様々な人が来ていました。
「みんな、救われたいんだな
誰にも何かしらの悩みがあるんだな」
観念的にはわかってはいますが
それを目の当りにして心が軽くなった、という感じもあります。
みんなと一緒だと安心する、そんなところでしょうか。

それから
最近クサクサしてた原因がわかった気がします。
私は、あの時とても傷ついていたんだな、とか。

ドライに書くつもりが
ちょっとしっとりしてしまいました。

たまにはこういうことも、非日常でいいですね。
来年もまたぜひ行きたいです。

by kogashizu | 2012-08-02 00:01

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