とっておきの由布院、とっておきのフレンチ その3
2013年 06月 13日
さて、お料理です。
S家の機能美キッチン。
伊江島の小麦と自家製人参酵母のパンもスタンバイOK。
赤いけれども火は通っているんだそうです。ごくり。
70℃で5時間だとか(今回の数字は失念)
ロティの温度と時間を聞くといつも
その温度はどのくらいの頻度で計るのかしら、
その時間つきっきりなのかしらと考えて
気が遠くなります。
美しい大分県産の鮎
鮎をどう調理するのか。
この日実物を見る時まで、はっきりとは定まっていなかったようです。
小島さんが考えあぐねて「鮎がね・・・。」とつぶやくたびに
男たちはしょうもない浜崎あゆみのモノマネして遊んでいました。
何度浜崎あゆみを聞いたことでしょう。
こちらとしてはハラハラしますが
食材を前にした時に広がるビジョンがあるようです。
夫が以前、小島さんと市場に行った時のことを
ニヤニヤしながら話してくれました。
魚を前にしてほげーーっと立ちつくす姿。
急にスイッチが入って注文する姿。
見ていて面白いと。
飲物ブース
ビオワインがメインだそうです。
お料理はもちろん、会場や企画内容を加味した選定でしょうか。
S家のお庭と、小島さんのお料理と、ビオワイン。
そりゃもう、さぞかしマリアージュだったことでしょう。
(私は運転係でした・・・。)
黒文字酒だそうです。そのへんからとってきた枝だそうです。
薬草系のお酒、好きです。
(私は運転係でした・・・。)
小島さんの紹介とお料理の説明でスタートです。
島豚のパテ
小島さんは食材を丸ごと使います。
丸ごとっていうのは
例えば、お肉のロースの部分だけを買って使うのではなく、
豚1頭買って全部使い切るっていうことです。
その一頭を、煮たり焼いたり生ハムにしたり、なんやかんやするんでしょうが
このパテは、いろんな部分の小さくておいしいところが集結しているようです。
食材を余すところなくおいしく使い切るには、もってこいのお料理なのでしょうか。
そう思うと、小島さんのお料理の根幹というか真髄というか
ちょっと高尚なものに見えてきます。
まあ、そんな能書きは抜きにして単純においしいのですが。
由布院と沖縄 数種の野菜のコンポジション
食材のひとつひとつ、
その背景を知りたくなるようなものが集まっています。
でもみんな合わせてひとつでもあります。
この生ハムが手作りのやつね。このお魚はなんて言ってたっけ?
みずみずしい赤いやつはビーツだったよね。
裏が紫の肉厚な葉っぱはハンダマで、
こっちのすがすがしい苦味の葉っぱは・・・。
1つのテーブルにたくさんの知恵が集まって
盛り上がるところです。
鮎に人参が貫いちゃってますよ。
おイモを感じさせるくらいホクホクとしている人参。
でも人参として踏みとどまる風味。
むっちりとしいて上品な鮎の身
肝のソースは身構えていたよりも苦味はなく
味に深みを与えていました。
仔島豚 低温でのロティ
旨味に満ちた仔島豚。至福。
アクセントは、
お肉にふりかけてある玉ねぎの茶色いコゲ
黄色いほおずき
クラッカーのようにサクサクした、おいしい何か。
ドラゴンフルーツのケイク 野草のグラス
グラスは混ぜていただきます。
私の感覚として、
デザートのカテゴリーに入れるにはギリギリの甘み。
ほのかに甘くてほろ苦い。いくつもの食感。
五感がフル活動するような、不思議な食べ物です。
伊江島産だったかな、ごろっとしたカカオがうれしい。
ちなみに今回のコースは4000円でした。
ごちそう様でした!
とっておきのひとときをありがとうございます。
庭先のとっておきプレイバックは、fussonさんのブログでもお楽しみください。
S家の機能美キッチン。
伊江島の小麦と自家製人参酵母のパンもスタンバイOK。
赤いけれども火は通っているんだそうです。ごくり。
70℃で5時間だとか(今回の数字は失念)
ロティの温度と時間を聞くといつも
その温度はどのくらいの頻度で計るのかしら、
その時間つきっきりなのかしらと考えて
気が遠くなります。
美しい大分県産の鮎
鮎をどう調理するのか。
この日実物を見る時まで、はっきりとは定まっていなかったようです。
小島さんが考えあぐねて「鮎がね・・・。」とつぶやくたびに
男たちはしょうもない浜崎あゆみのモノマネして遊んでいました。
何度浜崎あゆみを聞いたことでしょう。
こちらとしてはハラハラしますが
食材を前にした時に広がるビジョンがあるようです。
夫が以前、小島さんと市場に行った時のことを
ニヤニヤしながら話してくれました。
魚を前にしてほげーーっと立ちつくす姿。
急にスイッチが入って注文する姿。
見ていて面白いと。
飲物ブース
ビオワインがメインだそうです。
お料理はもちろん、会場や企画内容を加味した選定でしょうか。
S家のお庭と、小島さんのお料理と、ビオワイン。
そりゃもう、さぞかしマリアージュだったことでしょう。
(私は運転係でした・・・。)
黒文字酒だそうです。そのへんからとってきた枝だそうです。
薬草系のお酒、好きです。
(私は運転係でした・・・。)
小島さんの紹介とお料理の説明でスタートです。
島豚のパテ
小島さんは食材を丸ごと使います。
丸ごとっていうのは
例えば、お肉のロースの部分だけを買って使うのではなく、
豚1頭買って全部使い切るっていうことです。
その一頭を、煮たり焼いたり生ハムにしたり、なんやかんやするんでしょうが
このパテは、いろんな部分の小さくておいしいところが集結しているようです。
食材を余すところなくおいしく使い切るには、もってこいのお料理なのでしょうか。
そう思うと、小島さんのお料理の根幹というか真髄というか
ちょっと高尚なものに見えてきます。
まあ、そんな能書きは抜きにして単純においしいのですが。
由布院と沖縄 数種の野菜のコンポジション
食材のひとつひとつ、
その背景を知りたくなるようなものが集まっています。
でもみんな合わせてひとつでもあります。
この生ハムが手作りのやつね。このお魚はなんて言ってたっけ?
みずみずしい赤いやつはビーツだったよね。
裏が紫の肉厚な葉っぱはハンダマで、
こっちのすがすがしい苦味の葉っぱは・・・。
1つのテーブルにたくさんの知恵が集まって
盛り上がるところです。
鮎に人参が貫いちゃってますよ。
おイモを感じさせるくらいホクホクとしている人参。
でも人参として踏みとどまる風味。
むっちりとしいて上品な鮎の身
肝のソースは身構えていたよりも苦味はなく
味に深みを与えていました。
仔島豚 低温でのロティ
旨味に満ちた仔島豚。至福。
アクセントは、
お肉にふりかけてある玉ねぎの茶色いコゲ
黄色いほおずき
クラッカーのようにサクサクした、おいしい何か。
ドラゴンフルーツのケイク 野草のグラス
グラスは混ぜていただきます。
私の感覚として、
デザートのカテゴリーに入れるにはギリギリの甘み。
ほのかに甘くてほろ苦い。いくつもの食感。
五感がフル活動するような、不思議な食べ物です。
伊江島産だったかな、ごろっとしたカカオがうれしい。
ちなみに今回のコースは4000円でした。
ごちそう様でした!
とっておきのひとときをありがとうございます。
庭先のとっておきプレイバックは、fussonさんのブログでもお楽しみください。
by kogashizu | 2013-06-13 01:17